NFTアートについて勉強したいんですが、どうすれば学べますか?
NFTアートに関しては、本、webサイト、YouTubeなどで基礎を学ぶことが出来ますよ
本は基本的な、構造的なことに書かれているものが多く、webでは基礎から運用方法まで教えてくれている場合が多いです
ただ、webでは正確でもない場合や、ポジショントーク的な場合もあります
また、NFTアートたくさん所有して楽しまれている、ちゃつみさん(@chatsumi897)をゲストに呼んで、楽しさも苦悩も体験した感想や経験についてお話を聞かせて頂いてます
NFTアートについてまとめてありますので、この記事を読むことでNFTについて学べたり、始めることも出来る様になります。
また、詐欺被害にあわないような、ケーススタディも載せてありますので、ぜひ最後まで読んでください
NFTアートの基礎
NFTアートは、デジタルアートの世界で急速に広がっている現象です。
まずは、NFTアートの定義と、それがブロックチェーン技術とどのように関連しているかを説明しますね
NFTアートとは?
NFTアートとは、デジタルアート作品を非代替性トークン(NFT)として表現したものです。
NFTは、ブロックチェーン上に存在する資産価値のあるデジタルデータで、それぞれのNFTアートが固有の所有権と、証明書を持っています。
これにより、デジタルアート作品が独自の価値を持ち、その所有権を証明証明することが出来るんですね
NFTアートは、画像を指すことが多いですが、他にも音楽をNFTにする事など、さまざまな形式のデジタル作品をNFTにすることができます
ブロックチェーン技術とのNFTアートのと関係
NFTアートはブロックチェーンの技術を利用しています。
ブロックチェーンは分散型データベースで、複数のコンピューターにデータを分散し保存しています。
ユーザー同士がシステムを管理し、分散して保存されるため、データの改ざんがや不正操作が非常に困難になりました
NFTは、ブロックチェーン上に作成され、そのアート作品の所有権や著作権情報を保持します。
NFTの取引もブロックチェーン上で行われるので、その取引履歴が透明に記録されます。このため、NFTアートの所有権の追跡や証明が容易になります。
ブロックチェーン技術のおかげで、NFTアートは、世界中のクリエイターやコレクターと、安心して取り引きができるようになり、身近にデジタルアートが楽しめるようになったんですね。
NFTアートの重要性
NFTアートは、クリエイターとコレクター、デジタルアートの価値に大きな影響を与えています
NFTアートがそれぞれの立場でどのようなメリットがあるのか、そして、ジタルアートの価値にどのように影響しているかを解説しますね。
クリエーターにとってのメリット
NFTアートは、芸術家にとって多くのメリットがあります。
まず、NFTアートは、デジタルアート作品に固有の価値と所有権を与えることができます
他にも、以下の様なメリットを持たせることが出来ます
- イラストの複製は可能だが、オリジナルの価値までは複製できない
- 作品を手軽に提供し発表できる
- 誰でも自由に手軽に作成できる
- 販売し利益が得られる
- 取引履歴が残るので改ざんや不正ができない
- 希少性により価値が上がる
- 二次流通でも利益が得られる
コピー商品や転売などで苦しんできたアーティストの方には、とても大きなメリットになりますよね。
驚くのは、小学生が描いた絵に200万以上の高値がつき、売買されたNFTもあるんです!
人気のあるNFTは手に入らないことが多く、再販されても、高額がつき買えないなんてことも!
手に入らないと思うと欲しくなりますよね。
コレクターにとってのメリット
NFTアートは、コレクターにとっても多くの利点があります。
NFTアートは、その所有権がブロックチェーン上で証明されるため、コレクターは偽物や複製品の心配なく購入することができます。注※1
他にも以下の様なメリットを持たせることが出来ます
- 手軽に世界中のクリエイターの作品が観覧できる
- クリエイターやコレクターとの交流ができる
- 物理的なスペースがいらない
- 保証付きデジタルアートが手に入る
- 所持しているNFTの価値が上がることも!
- デジタル資産として所持できる
- 国境を越えたアートの交流ができる
私も、好きなクリエイターのNFTをコレクションしているんです
資産としての価値というより、趣味の1つとしてNFTを楽しんでいますよ。
同じクリエイターが好きな方との交流もあり、NFTから広がる世界も楽しみ方のひとつですね
デジタルアートの価値
NFTアートの登場により、デジタルアートの価値が再評価されています。
デジタルアートは物理的なアート作品に比べて高い評価がされにくい面がありましたが、独自の価値と所有権を持たせることができたので、NFTアートとして特別なものになりました。
「コピー品が作れない唯一無二の作品」というだけでも価値はありますよね
デジタルアートが一般的なアートと、同等の評価と扱いを受けるようになりました
破損しないデジタルアートは、未来のアートともいえますね。
NFTアートの作成と販売
NFTアートを作成し、販売するにはいくつかのステップが必要です。
NFTアートの作成方法、販売について説明しますね。
また、成功のためのヒントについてもお話していきますね
NFTアート作品の作成
NFTアートを作成するには、まずデジタルアート作品を用意します。
写真、イラスト、手描きイラストをスキャンしたモノなど、デジタル化できればNFTアートにすることが出来ます
イラストですと、スマホアプリでもデジタルイラストは作れますし、デジタルイラストを描くための専門的な道具などでも作ることが出来ますよ
次に、選択したNFTプラットフォームに登録し、作品をアップロードします。
この時、多くの場合、NFTアートはブロックチェーンで管理されているため、取引される通貨も、現金から暗号資産に(仮想通貨)にする必要があります。
その後、作品に関する情報(タイトル、説明、タグなど)を入力し、作品をトークン化(NFT化)します。
トークン化には、通常、ブロックチェーンネットワークのガス料が必要です。
NFTアートの販売方法
NFTアートを販売するには、作成したNFT作品をNFTマーケットプレイスでリストアップし、販売価格や販売方法などを設定します。
販売価格は固定価格か、オークション販売かを選ぶことが可能です。
販売期間や入札の最低価格などの設定が可能です。
作品が購入されると、作品を販売したプラットフォームから通知が届き、売上金がウォレットに送金されます。
成功のためのヒント
NFTアートで成功を収めるためには、以下の
まず、自分のスタイルやテーマを持った作品を制作し、独自性を打ち出しましょう。
似たりよったりにならないように
オリジナル性、テーマ、ストーリー性などを持たせた独自の作品を制作できるといいですよね
SNSやオンラインコミュニティで積極的に宣伝し、作品に興味を持ってくれる人、ファンを増やすことが大切です。
作品の評価や価格の設定の見直しや改善も効果的で、市場の動きや他のクリエイターの活動なども参考にしていきましょう。
SNSなどでファンとの交流をしたり、感謝の気持ちを伝えられている、クリエイターさんの作品には親しみがわき、手にした人にも大切な作品になりますよね。
NFTアートの市場動向や他のアーティストの活動を研究し、自分の作品を適切に位置づけることが成功への鍵となります。
私の学んだ事と、経験を活かして売るための秘訣をまとめた記事もあるので参考にしてね
NFTアートの購入と収集
NFTアートの購入と収集にはいくつかの注意点があります。
また、購入時の注意点と資産としてのNFTアートの説明をします。
NFTアートの楽しみ方
NFTアートのコレクションを見つけるには、自分の好み、趣味、興味の持てる作品やクリエーターを見つけよう。
SNSやコミュニティでクリエーターの情報を手にいれ、評価などを参考にし、コレクターと交流してみるといいですね
また、NFTアートは、投資的な要素も関係しているので、作品の価格や、価値が上がる可能性があるか、投資する価値があるかなど考慮しよう。
皆んなが買っているから、よく分からないけど人気があるからなどの理由で、好みでもない作品を手にし後悔のないようにしたいですね。
SNSなどでNFTを探す時間は、とても楽しくワクワクします。
自分の好みの画風や、オリジナル性の高い作品など、思いがけない作品に出会えた時はとても嬉しい気持ちになります。
投資目的で購入されている方は。定期的に市場動向をチェックし、作品の価値が向上する可能性のあるアーティストやジャンルをリサーチしておきましょう
NFTアート購入時の注意点
購入時する際は、信頼性のあるプラットフォームを利用し、作品の出品者と評価を確認して下さい。
作品の詳細情報を把握し著作権や使用権など問題がないか確認して下さい。
法律が整っていないので注意が必要です。
取引の際にガス代がかかる場合があり、ガス代はそのタイミングので価格が決まるので、高額なガス代の時には気をつけておきましょう。
また、資産としてNFTアートを購入すると、作品の価値が購入時より下落することがあるので、投資・投機目的で買う方は特に注意が必要です
また、さまざまな形の詐欺や、詐欺の様な被害も増えてきています。
信頼できる情報か、サイト先に間違いはないのか、詳細をしっかり確認し類似品などには気をつけたいですね。
詐欺を見破るポイントとしては、NFTマーケットプレイスからクリエイターのSNSなどにリンクがありますし、また、クリエイター本人のSNSからNFTマーケットプレイスにもリンクがあり相互リンクになっていると本人の証明として一定の効果があります。
また、良いモノかのように見せて、価値のある様なNFTに見せかけて売ったり、相場操縦(相場操縦的行為及び風説の流布等)を行われている場合もありますので、特に高額な取引には気を付けましょう
残念ながら、NFTアートに関する法律がないため金融商品取引法の適用外となっているますので、繰り返しになりますが、投資・投機目的で買う方は特に注意が必要です
個人的には、芸能人やインフルエンサーを使ったマーケティング色の強いコレクションよりも、個人のクリエイターさまの大切に思える作品を買うことをおすすめしてます
投資としてのNFTアート
NFTアートは投資としても、注目されているのですが、リスクを伴うことがあるんです。
NFTアートは価格の変動が激しいため、投資として購入する際には、注意が必要になるんです。
まず、資産の分散投資を心がけ、NFTアートだけに偏らないようにしよう。
将来の価値が見込まれるクリエーターやジャンルに投資することが大切です。
アート市場の動きや評価基準を調べ、適切な価格で購入し、売却するタイミングも投資の鍵になります。
作品やクリエーターへの投資は、たとえ価値が下がったとしても、作品を雑に扱ったり、心ない批判をしたりすることのないようにしたいですね。
NFTアートに関する法的および倫理的問題
NFTアートは多くの魅力がありますが、法的および倫理的問題も存在します。
著作権法とNFTアート、環境への影響、および倫理的な懸念について説明します。
著作権法とNFTアート
NFTアートに関連する著作権法は複雑であり、国によって異なる場合があります。
NFTの所有権が、著作物の著作権や使用権を自動的に付与するわけではありません。
従って、NFTアートの購入者は、著作権者から使用許諾を受ける必要があります。
暗号資産を使った決済方法(スマートコントラクト)で、この辺の問題を自動化できるような取り組みも行われていますね
つまり…どういうこと?
例えば、音楽のダウンロードコンテンツを買ったとしても、それは音楽と、個人的に聴く権利があるだけで、web上に公開・配布は厳禁です。また編曲や、音楽の著作権を買ったわけではないって事だね!
NFTのアーティストも、作品の著作権を保持し続けることができ、NFTの売却によって著作権が移動するわけではありません。
法律がないし、国境もまたく新しい概念なので、なんの権利を買っているかが明確になっていません
環境への影響
NFTアートのブロックチェーン技術は、エネルギー消費が高いことで知られています。
特に、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)というアルゴリズムを使用するイーサリアムなどのプラットフォームは、大量の計算処理が必要で、電力消費が大きくなります。
この問題に対処するために、より環境に優しいプルーフ・オブ・ステーク(PoS)アルゴリズムを使用するプラットフォームが開発されています。
ビットコインのマイニングが、たくさんの電気を使うとかで環境負荷がかかったり、おおくのパソコンの周辺機器がマイニング用で消費されてしまったりして問題になりました
この流れをうけて、世界的なアーティストの間で流行り始めていたSNSのNFTアートアイコンを、写真やイラストに戻すことになってしまったので、トレンドが一気に冷えてしまいましたね
倫理的な懸念
NFTアートには、複製や盗作などの倫理的な問題も関連しています。
デジタルアートの特性上、他人の作品をコピーしてNFTとして販売することが技術的に可能であり、アーティストの権利を侵害する可能性があります。
また、NFTアート市場の投機的な性格や価格操作など、不正行為に関連する倫理的な問題も懸念されています
市場参加者は、これらの問題を理解し、適切な対策を講じることが重要です。
まとめ
この記事では、NFTアートの基礎から購入、販売、法的および倫理的問題に至るまで、幅広いトピックをカバーしました。
興味が出た方は、NFTアートを購入するまでの各種設定方法や、NFTアートを購入するのに必要な暗号資産(イーサリアムなど)の購入方法についてまとめましたので、参考にしてくださいね
ぶっちゃけて言いますと、NFTマーケットはOpenSeaがおすすめです
また、イーサリアムだけに限っていうなら、取引所はGMOコインがおすすめです
回りくどい説明しているサイトも多いですが、イーサリアムの運用するなら、ぶっちゃけどの手数料もGMOコインが安いので、費用が一番かからないですもんね
最後に、NFTアートの今後の展望と、探求を続けるための資源について説明します。
NFTアートの今後の展望
NFTアートは急速に成長し、デジタルアートの世界に革新をもたらしています。
今後も新しいプラットフォームや技術が登場し、アーティストやコレクターにとってさらに魅力的な環境が整っていくことが期待されます。
また、環境への影響や著作権法、倫理的な問題に対処するための取り組みも進められています。
NFTアートの探求を続けるための資源
NFTアートに関心を持ち、さらに深く学びたい場合は、インターネット上に豊富な資源があります。
NFTアートのプラットフォームやマーケットプレイスを訪れて、アーティストや作品を調べることができます。
また、オンラインフォーラムやソーシャルメディアで、NFTアートのコミュニティに参加し、情報交換やディスカッションに参加することもおすすめです。
これらの資源を活用して、NFTアートの世界をさらに探求しましょう。